日本の経済用語~日経平均株価・TOPIXって?違いは?
こんにちはもちです。
だいぶ間が空いてしまいましたが、
今回は東証1部に関する指標2つをご紹介します。
わかっているようで意外と理解していない
これだけ分かれば大丈夫
日経平均株価
東証一部の企業で特に有力な企業の株価の平均。
日本経済新聞がまとめている。
1部上場のうち225銘柄が対象である。
値がさ株の影響が強い。
TOPIX(東証株価指数)
違いは?
何が読み取れるか
ここを見よう
記述します。
NT倍率
2017年9月14日の株価の場合約12.1倍です。
基本的に日経平均株価とTOPIXは似たような動きをする場合が多いですが、
この数値が大きくなると日経平均株価が過熱感が出てくると考えられています。
過去14倍の時もありましたが、アベノミクスが始まってからは
終値ベースで13倍を超えたことはなく、13倍が過熱しているかどうかの
目安の一つといえると思われます。
2013年12.02倍
2014年12.25倍
2015年12.45倍
2016年12.22倍
2017年12.52倍
また過熱している際にはメガバンクをはじめとした時価総額の大きい
企業の株価に出遅れが生じているとも言えます。
(TOPIXは時価総額でポイントを算出しているため、TN倍率が
上昇するということは時価総額の高い企業があまり上昇していないと
考えられるため)
その後日経平均の上昇率よりもTOPIXの上昇率が上回りTN倍率は
下落していきます。
セクター
分けられています。
ここで見てほしいのはその日ごとのセクターの騰落率です
何があると上がったり下がったりするのかを把握すると
今後の株価の動きが予想しやすくなると思います。
例えば
原油価格が下がると空運セクターの株価が上がる
規制緩和で異業種から参入が相次ぐ→ガスセクターが下落
などがあります。
セクターを見るときはTOPIXのほうが網羅範囲が
多いのでお勧めです。
この時に33種類の構成銘柄で見るか
33種類をもとに投資利便性を追求した
TOPIX-17シリーズで見るかの2つの選択肢があります。
詳細を知りたい場合は33種類の方を、
周辺産業を含めた動向を知りたい場合はTOPIX-17
をみることをお勧めします。
まとめ
1.日経平均株価は東証1部の大型株、TOPIXは1部全体の動向がわかる
3.NT倍率は過熱感を見る指標の一つ
4.TOPIXのセクターを見るときにはなぜ上がったのか下がったのかを考えよう
構成企業
セクターや構成企業を見たい場合は以下を参照しよう。
参考にさせていただいたもの